M1MacbookAirを2週間使ってみての感想

どうも運営者です。

12月の中頃に注文し、1月の初頭に届いたM1MacBookAirを使って2週間が経過した。
なので個人的主観まみれのしばらく使ってみての感想などを書いていこうと思う。

運営者が購入したスペック

M1Macスペック一覧

筆者が購入したスペックは上記の通りだ。
SSDを1TB RAMを16GB GPUを7コア→8コアにスペックを盛りまくっている。
そしてキーボード配列はUSだ。

正直SSDは1TBも要らないのだが大学で4年間このMacを使っていくので、念には念を入れて容量を少し盛っておいた。

これでお値段が16万円くらいだったので、20万円は超えることなく購入できた。

パフォーマンスとか

パフォーマンスは他のサイトが言っている通り爆速だ。
ネイティブ対応しているアプリケーションは起動も爆速だし、ネイティブ対応していないアプリケーションも”本当にエミュレーションを使っているのか?”と疑問を持つくらいサクサクだ。

細かいベンチマークについては他のサイトが細かく載せているためここでは記述しないが
以下細かく言うと↓

スリープからの起動が”マジで”爆速

蓋を開けたらもう画面がついている。今まで蓋を開けたら2〜3秒ほど待たされていたのだが、そんなことはもうない。
あと筆者はAppleWatchを使っているので、蓋を開ければ自動でロック解除を行ってくれる。
おかげでパスワード画面を見ることが無くなってしまった。

Rosetta(エミュレーション)環境でもサクサク

筆者はよく動画編集ソフトの「Adobe Premire Pro」と画像現像ソフトの「LightroomCC」を愛用している。これら2つはまたネイティブ対応はしていないのだが、とてもサクサク動いてくれる。

PremireProはタイムライン上の動作にもたつきもなくキビキビと動いてくれる。また4K動画を入れてももたつくことはなかった。(しかし気になった点はあるので後述する)

そしてLightroomCCも色調補正や書き出しなどもサクサクであり、使っていてストレスが感じることはなかった。

しかしAfterEffectsなどの重量級のソフトは少々厳しい。

発熱などはしないが、フル画質でプレビューをしようとするとカックカクになってしまう。
画質を4分の1くらいにすればまともにはなるが、流石にデスクトップと比べてしまうと「遅いな…」と感じてしまう。(そもそも比較してはいけないが)

バッテリー持ちはどう?

バッテリー持ちはスマホ並みと言っては誇張しているかもしれないが、今までのノートパソコンよりはとても持つ。

バッテリー持ちの良さを読者の方々に知ってもらいたいため、試しにバッテリー残量を残り”10%”まで減らしてテストをしてみた。

※ちなみに人によって使うアプリは異なるのでこの結果がすべて正しいとは言えないのでご注意ください。

テスト結果の動画
動かしたアプリ
  • Chromeでブラウジング&記事随筆
  • LightroomCCで2枚程度の画像を色調補正&書き出し(画質は100%)
  • 仮想環境を使用してWindowsを動作

テストした結果は「35分」
比較的負荷がかかる作業をしてこれだけ持てばかなりバッテリー持ちは素晴らしいのではないだろうか?

Windowsは動くの?

今の所Windowsアプリを動かしたいのであれば2つ方法がある。

1つ目:Crossover20を使う

Crossoer20

一番手っ取り早くWinアプリを動かしたいのであれば、CodeWeavers社が提供している互換レイヤーソフトを使うのが良いだろう。
このソフトをざっくり説明すると「Wineを魔改造して安定化させたソフト」という感じだ。

Crossover20UI一覧

UI面でもオリジナルのWineと違いかなりわかりやすいUIとなっているので、初心者でも簡単に使えそうだ。

M1Macで一太郎が動く図
Mac上で一太郎が動作している画像

ただこのアプリは有料となっており、お値段は「4000円」となっている。ただ7日間のフリートライアル版もあるので、そちらを試してから購入するのもありかもしれない。

ただ互換レイヤーソフトなのですべてのアプリが動くとは限らないのでご注意を。

2つ目:仮想環境を使う(グレーだけど)

Parallels Desktop for Mac

最初に言っておくと、まだ開発途中のソフトなので使用をする際は自己責任でお願いします。

一応M1Macでも仮想環境を使うことは可能だ。Macの仮想環境ソフトといえば「Parallels」が有名だが、そこがM1に対応したベータ版のソフトを出している。

ただ開発者向けなので一般の人には勧めることは出来ないし、OSのライセンス的にグレーなのでここではやり方は紹介しないので各自で調べてほしい。

ゲームとかはこれでできるの?

比較的軽いゲームや昔のゲームなら遊べると思う。
筆者が試した中で動いたものは以下の通りだ。

動作したゲーム一覧
  • 大神(画質は最高設定で30FPSでキープ)
  • Raft(画質は中位で60FPS前後)
  • Cities:Skylines(序盤のマップだと60FPS前後)
  • GTA4(設定は中位で50〜60FPSはキープした)

一応遊べるといえば遊べるが、長時間遊んでいるとMacBookAirが熱くなってくるので個人的には非推奨。(特にGTA4はすぐに発熱し、CPU温度が90度前後になってしまった)

M1だとGPU関連の問題でゲームが動かないものがある。
mままtまたま

あと一部のゲームだとGPUドライバ関連の不具合があるのかわからないが、ゲームが正常に出来ない場合がある。
例えば上の画像のABZUだと、タイトル画面の映像が正常に描写されていない。

一応ゲーム目的でM1を買おうとするならば、あまりおすすめはしないが、Airではなくファンが付いたProやMiniを推奨する。
またゲームの動作状況を知りたいのであれば下記リンクに行けばチェックできる。

まとめ

長々となってしまったが、総合的には買ってよかったと思う。アーキテクチャがARMに移行したので正常にソフトが動くのか不安だったのだが、Rosetta2の完成度が高すぎるため全く不自由なく作業が行えている。

ただ一部ソフトはまだネイティブ対応していなかったり、正常に動作しなかったりすることもあるが、その問題は時間が解決してくれそうだ。

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